プロジェクト発足の経緯
日本国内の問題点
昨今日本国内における建設現場の問題として若い労働者が不足し高齢化が進んでいる現状があります。
3K(キツイ・危険・汚い)というイメージが定着し、就職先として候補にも入らないとの事。
しかしながら、日本国内における建設現場の数は、インフラの老朽化や再開発等で年々増えています。
仕事量は沢山あるのに作業員がいない為、現状の人員で仕事をこなしていくしかなく、一人当たりの作業量が増えてしまい、3K(キツイ・危険・汚い)というイメージそのものになり、若者が離職してしまうという悪循環になっています。
これから10年・20年後を考えた場合、建設業界そのものが成り立たなくなってしまいます。
また、そんな現状の打開策とした技能実習制度でも、様々な問題点があります。
- 受け入れ企業の賃金未払い
- 不当な労働時間
- 暴行や暴言による人権侵害
などが横行しており、うまく機能しているとは言えない現状があります。
カンボジア国内の現状
カンボジア国内では年々経済成長率が上がっており、各地でビルの建設工事が盛んに行われ、活気に満ち溢れています。
しかし、富裕層と貧困層の格差が大きく、特に農村部での貧困は際立っております。
その為、主な問題点として、ストリートチルドレン・児童労働など、未来ある子供たちが犠牲となっています。
「カンボジア 夢への階段プロジェクト」の概要
上記の問題点を2国間で協力し、解決できるような事が出来ないかと考え、当プロジェクトを立ち上げました。
- 日本の労働力不足
- カンボジアの格差社会
この2点を重点に置き、活動していきたいと思っております。
活動1:カンボジア国内での教育
- カンボジア国内にて、職業訓練校を設立し高いレベルの技術習得を目指す
- 独自の送り出し機関を設立し、実習制度の様々な問題を解決できるようなシステムの構築
活動2:日本国内での教育
- 日本国内にてより高度な技術を習得し、スキルアップを目指す
- 職業訓練校であらかじめある程度の技術を学んでいる為、即戦力として受け入れできる
実習後の展望
- カンボジア国内で会社を設立し、日本国内で得た技術をカンボジア国内で発揮できる場所を構築する
- 10年・20年後の日本国内における労働者不足にも対応できるようなチームに発展させる
- 現状他国から輸入しているような物をカンボジア国内で内製化させる
- 質の高い雇用を生み、貧困層の所得を改善する
- 高度な技術を習得した実習生が職業訓練校で技術を継承できるようなサイクルを作る
まとめ
上記に記した通り、互いにそれぞれ問題点があり、双方協力無しには解決できない問題となっております。
スタートしたばかりのプロジェクトですが、互いにアイデアを出し合い、より良い未来を築いていければと思います。
Project Details
~プロジェクトの詳細~
「カンボジア 夢への階段プロジェクト」の詳細についてご紹介します。